2022/11/12

ふるさと納税による減収を嘆く浦安市のデータを検証してみた (後編)

前回の録の続き。「ふるさと納税による市税の流出で税収が減っています」という浦安市公式サイトのページでは、「各年度の市民税控除額(浦安市の減収額)」という項目で毎年の金額が並んでいる。そして、浦安市民が他の自治体にふるさと納税で寄附をしたので、これだけの税金が浦安市に入らなくなりましたというグラフを提示し、大きな矢印が書き込まれていた。

行政は市民にバイアスの少ない情報を提供する必要があり、自分たちの主張に見合うようにデータの印象を操作することは適切ではない。加えて、浦安市が提示したグラフには大切なデータが欠けている。なぜ省略したのだろうか。浦安市に納税する市民のひとりとして不思議に感じたので、総務省のオープンデータから数値を逆引きして検証することにした。

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2022/11/11

ふるさと納税による減収を嘆く浦安市のデータを検証してみた (前編)

浦安市に限った話ではないが、自分を含む団塊ジュニア世代の付近の人たちがその土地の行政に対して突っ込みを入れることは少ない。体制を批判することは良くないことだと学校の教師たちから指導を受けた結果なのか、親の世代にパンクな人たちが多かったからなのか、理由は様々だろう。

しかし、浦安市が公式サイトで発した「とある内容」について、思想的に偏っているとは思えないニュートラルな浦安市民の同世代の人たちから指摘がなされている。SNSの投稿は氷山の一角であり、同じような違和感を覚えていても表面に出さない人たちが多数いることだろう。

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2022/11/01

目眩を抑える智恵を鎌ヶ谷大仏から教わる

録の内容としては鎌ケ谷市内のサイクリングであり、宗教的な意味合いはない。サイクリングの最中に見かけた光景をヒントとして、長らく苦しんできた不調を緩和するための方法に気づいた。何事も勉強だ。

頭を吹き飛ばされるような厳しい浮動性の目眩(めまい)に苦しみ始めてから半年以上が過ぎた。さらに半年くらい目眩が続けば、心身の限界を超えてパニック障害やうつ病といった状態に移行するかもしれない。かといってクリニックに通うつもりもない。ストレスの元凶は新浦安という住環境にあり、そのストレスを解決せずに自分が薬漬けになるのは愚かであり無様だ。

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2022/10/23

職業人の需要と供給

この数年は色々な意味で世の中の混乱が続いてきたわけだが、その混乱の余波もあって世の中がさらに大変な状況になってきた。とはいえ、具体的にどのような点で大変なのかということに、①気が付いている人、②気が付いているけれど気にしない人、③気が付くような思考回路がない人がいる。

世の中のことを人々に伝える役目をもつマスコミの劣化が著しいと批判する人がいたりもするが、私はマスコミが劣化したとは考えていない。少なくとも団塊世代が働き盛りの頃からこの状態だった。

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2022/10/20

荒れた家庭と23時の夕食

「君さ、自分がADHDだと思ったことはないか?」と私が妻に尋ねて、妻が平然と答える。「調べたことないけど、たぶんそうかもね」と。その答えに大して驚くこともなく、どうして気が付かなかったのかと悔いている自分がいる。

妻が食事を作ると、調味料の瓶やチューブの蓋が尽く開いたまま放置される。きちんと蓋が閉まっていることの方が珍しい。カレー粉や粉末スープのポーチさえ全開放のまま冷蔵庫に突っ込まれる。調理後のキッチンは包丁や皿や残飯などが散乱して大変な状態になる。妻が風呂に入るとクレンジングやトリートメントの容器の蓋が開いたまま。風呂から上がると床一面に髪の毛や洗剤が張り付いている。妻がスマホや家の鍵を忘れて出勤することもよくあるし、必要な書類を確認せずに捨てることもある。

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2022/10/18

10年単位の時間枠

どれだけ高尚な文体で構成されるブログや書籍であっても、読んだ後で勉強になったと感じないことはよくある。それらが無意味だと言っているわけではなくて、他者が発した情報を自分に取り入れる過程では幾重にも連なった思考のフィルターが存在しているのだろう。

一方、他者から見ると大して意義深くないことであっても、自分の内面から生じる「気付き」は、本人にとっての生き方を方向付ける道標になったりもする。たった数日間ではあるけれど、プチ家出によって半年以上続く浮動性の目眩から解放された時、私はとても単純なことに気が付いた。

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2022/10/16

飛行機で地方を訪れ、ディズニー客と同じ道程で帰ってくる小旅行

メンタルが弱いのか強いのか、春先から続く浮動性の目眩に今でも耐え続けている。その原因は往復3時間超の通勤地獄と人口密度が高すぎる新浦安という街での生活。原因が明確なだけに目眩が生じる場所も限られていて、通勤電車の中や駅構内、自宅から新浦安駅までの歩道、そして最も苦痛を感じる新浦安駅。

気温と気圧が低く、湿気を伴う雨の日のこと。あまりに厳しい目眩に襲われ、出勤時に立っていることさえ難しくなって吊り革にしがみつき、帰宅時には駅のベンチで座り込んで吐き気を抑えた。どうしてこんな目に遭うんだ。ここまで辛い状況であっても気を遣わない妻子に絶望したが、もはや何に苦しんでいるのかさえ分からない。そこで、数日ではあるが浦安という「嫌な街」を離れて考えることにした。家出と同義だな。

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