歩道にて育児パパが自転車で煽ってくる歪な町
海沿いに多くの住宅があり、そこに住んでいる人たちが新浦安駅方面に向かって一斉に移動するのだから、シンボルロードが混み合うのは当然だな。
シティデザインが当初の想定を超えるくらいに人を集めた結果だろうか、あるいはデザインそのものが間違っていたか。
新浦安駅前のロータリーについて言えば、自家用車の制限が必要だと思う。バスやタクシーと動線がクロスしている。
同じ新町のサイクリストもブログに書いていたが、新町には稼ぎのよい人が住んでいるのだろうけれど、マナーやモラルは褒められたものではない。
他の自治体から引っ越してくると驚くかもしれない。
このエリアの人たちはとかく自己主張と自己肯定が強い。
朝の出勤時、安全運転でゆっくりとミニベロの自転車を走らせていたが、日の出地区の方から新浦安駅に向かって多数の住民が自転車で疾走してきた。
新町の住民は短気で神経質というイメージがあるが、自転車の乗り方にも性格が現れている。
イオンの前の歩道では、市内の企業に勤める労働者が自転車レーンの一部を塞ぐ形で列になって会社の送迎バスを待っている。
もっと人通りの少ない場所で列をつくればいいのに、どうして最も混み合う歩道に並ぶのだろうか。
その歩道を慎重にミニベロで通過していたところ、自転車に乗って真後ろから煽ってくる人が現れた。
カチカチと変速レバーをわざとらしく鳴らし、速く走れとプレッシャーをかけてきた。
振り向くと車間距離が30cmくらい。いくら急いでいたとしても頭、いや思考がおかしい。
危険なので「煽らない!」と私は一喝し、その人に空いたスペースで停止するように言った。
煽ってきたのはフロントにチャイルドシートを取り付けた電動シティサイクルに乗った30代半ばのパパさん。
子供を保育園に送った後だな。まあ確かにストレスが溜まっていることだろう。
彼の身長は180cm近く、一見すると爽やかな新町パパだが、短気で神経質そうな顔つきだ。
男の生き様は顔に顕れる。
自分が煽ったとは何事だと彼は逆ギレし、まくし立てながら自己肯定を続けている。全く引かない。キャーキャーとよく吠える。
自分から煽っておいて注意されたのに、注意の仕方が乱暴だとクレームを付けてきた。
新町の保護者に多い論理のすり替えだな。その程度の切り返しで私が動揺するとでも思ったか。
私感だが、この町の人たちは、話がもめると自分の主張ばかり提示して、相手の意見を聞こうとしないことが多い。
人と人との意思疎通よりも、自分の我を押し通すことが勝ちだと思っているのか。浦安市民としての帰属意識も薄い。
だから、元町のネイティブな浦安民と長年にわたって水と油になるわけだな。
互いにエクスキューズひとつで場が収まるのに、自分は悪くないと興奮している。まるで男の子だ。
このような場合、「車間が狭くなり、煽ったと感じさせたことを謝る」という大人の対応で逃げればいいのに、どうして意地を張るのか。
彼がイライラして車間を詰めてプレッシャーをかけたことは間違いない。後ろを振り返って確認したのだから。
また、本当に煽っていないのなら興奮する必要はない。煽る意図があったから図星を突かれて必死に否定している。
彼は、日の出地区の海沿いの人だな。日の出南小学校の学区。
多いんだ、このようなタイプが。保育園に子供を送る時には園前に路上駐車したり、父母会でも真っ先にクレームを入れてきたな。
新浦安駅前で警察官が来るまで口論を続けようかと思ったが、彼は口が達者だが頭の回転があまり速くない。
細々と文句ばかり言うが、反論が生温いな。
これではただの水掛け論になり、ロジカルな議論にならない。
相手が論理的に話すのであれば論破することも、落としどころも見つかるが、ずっとキャンキャンと吠えているので話が通じない。
目の前のパパは学生時代にガチの喧嘩を経験したこともないのだろう。こんなにしゃべっていたら隙だらけで危険だ。
これでは駆け引きも通用しない。このパパさんは、一体、職場でどうやって交渉をしているのだろう。
新町はエリートが多いはずだが、この男もエリートなのか?
それとも、プライベートだから我が丸出しになっているだけだろうか。
それにしても、この男は人の言うことを全く聞かないな。謝ったら負けだと思っているらしい。
謝るつもりはないのかと尋ねると、彼はないと即答。ならば、どうしてトラブルになっているのかと尋ねれば、お前が悪いと。
出た、新町名物の「我こそが正義」的な理論。
私の趣味は自転車だ。車間距離なんて後ろを見なくても分かる。明らかに狂ったような間隔で煽ってきたではないか。
このようなタイプは、上司に対して従順だが、部下に対してはすぐに感情的になり、興奮して何も話を聞かないのだろう。
私の意見についてチマチマと指摘するが、全体像が見えない。中途半端に頭が良い感じだな。
彼は自分が自転車で煽ったことを必死に否定している。
では、どうして必死に否定しているのかと観察すると、どうやら彼は警察を呼ばれることを嫌っているようだ。
警官の前で煽ったことを認めれば、その育児パパの立場が危ういとでも思ったのか。これはただの住民トラブルだ。
煽り運転を立証することは困難であり、その意図があったことを証明することも困難だ。
しかし、彼はこの程度の自転車の煽り運転で捕まると思っているようだ。
なので、煽ったことを認めないし、絶対に謝らないというわけだ。
おそらく、彼は今までにもシンボルロードの歩道で同様の煽り運転を続けてきたのではないだろうか。
時間があれば警察を呼びたいところだが、今日は朝から予定がある。
このような男を相手にしている暇はない。
警察が来る可能性を除去すれば、この興奮パパさんは落ち着くということか。
「防犯カメラもないようだし、互いの主張にはエビデンスがない。お互いに忙しいのに無駄な時間を使うことは良くないだろう」と私が提案したところ、警察を呼ばれないことを察したのか彼は大人しくなった。
そして、互いに誤解したという体で軽く謝り、その場を立ち去った。
最後は丸く収めたが、この育児パパは投げっぱなしジャーマンしかできなかっただろうな。
新町の父親同士が新浦安駅前でママチャリで煽った煽っていないと不毛な口論。実に無様だ。
言葉通り、新町住民の距離が近づいて火花が散った。
同じ新町でも、特に海沿いの新しい住宅の人たちはとてもアレなので、私は一切関わらないことにしているのだが、今回のように喧嘩を売ってくることがある。
それと、新町の住民同士の喧嘩では互いに我が強くて謝らないことが多いので、警察を呼んだ方が話が落ち着くことが多い。
やはり、110番に連絡すればよかったか。新浦安駅前に交番があるのだから。
自分の意見ばかり吠える育児パパが相手だと警官も苦労すると思いきや、このタイプは警察が来ると急に穏やかになって自己弁護を始める。
先生が仲裁に入った時の男の子のように。
ああ...朝からこんなトラブルか...だから浦安に住みたくないんだ。
美しいのは街並みだけで、新町のマナーやモラルはこの程度。
都内在住で、子育てを機に新町への引っ越しを考えている若い夫婦がいたならば、考え直した方がいい。
23区と比べてマンションや戸建てが安いが、安いことにはそれなりの理由がある。
新町の中でも海沿いのエリアの人間関係は都内のタワマンに匹敵すると思う。
マウンティングが得意で自分のことが大好きな武闘派にはお勧めしたい。
保護者のクレームによって、小学校の担任の教師がすぐに異動になるくらいにピーキーだ。
とある新町の小学校では、保護者が署名を集めて教師の異動を要求するという事象まで生じたらしい。
多くの千葉県民がイメージする浦安市民のネガティブなところが、新町で具現化している感じだな。
大切な子育ての時期を人口密度の高い町でイライラしながら生活する必要はない。
もっと穏やかなベッドタウンはたくさんあるし、この町は特殊だと思う。
スペースコロニーの社会実験を行うと、おそらくこのような状態の町になることだろう。
人の我と欲が溢れているし、人間が快適に生活しうる個体密度を超過している。これは人の自然な生き方ではないと思う。
浦安に住みたくない。