2022/02/28

光の小粒のように散らばった思考を集めるイメージトレーニング

1月の後半から始まった上の子供の中学入試が2月に終わり、元気になったのは上の子供だけだった。妻としては上の子供の入学準備で慌てつつ、今度は下の子供の学習を本格化させ、相変わらずテンションが張っている。それでも最近では希に妻が笑顔を見せるようになってきた。数ヶ月間は仏頂面どころか般若面だったので改善が認められる。

私の方は、第一志望校の合格の数日後くらいから希死念慮を伴う酷い倦怠感を抱えるようになった。私が中学受験で頑張ったわけではないが、子供の入試のプレッシャーは父親にまで伝わる。また、その後の家庭内での騒動や変化に疲れてしまった。

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2022/02/24

夫婦共働きと中学受験の奇妙な親和性

自らの体験に基づく中学受験の話を録に記してネットで公開していたところ、中学受験について知りたいというネットユーザーなのだろうか、あるいは浦安の行政について思うところがあるネットユーザーなのだろうか、まあとにかく当該ページへのアクセスだけが増えた。たくさんの人たちが「その情報だけ」を閲覧して去って行く。

トップページにアクセスしてこない場合も多いので、URLがどこかのコミュニティで共有されてしまったのかもしれないな。リファラーが見つからないので公開されていないネット上のグループだろうか。父親たちが私の録を読んでいるのか、母親たちが読んでいるのかも分からない。そもそもアクセスが増えて嬉しいという感情は私にはない。

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2022/02/14

予定調和の夫婦喧嘩の先にある臨界線

半ば想定通りの展開だが、心の弓の弦が張り切った妻が週末に癇癪を起こして大暴れした。嵐が過ぎ去るまで待とうと考えていたのだが、度を過ぎた言動は家庭内暴力に該当すると私は判断した。私がこの家庭に残っている最も大きな理由は、自宅で暴れる妻が子供たちに危害を加えないように監視および制止するため。夫婦愛ではない。

妻の癇癪に対して私の理屈は通用しない。他者からのロジックを受け入れようとしないし、昔風のスラングで表現すれば頭プッツンの状態。本人の頭の中で様々な憤りや不安が混ざり合い、思考がループし、それらが絡み合った後で感情とともに飛散するのだろう。

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2022/02/08

中学入試の合格の後にやってきた嵐

上の子供が日本全国のランキングでトップ50に入る難関中学に合格して数日が経過してから、一時は喜んで盛り上がっていた妻の様子が明らかにおかしくなった。合格すれば妻の気持ちにゆとりが生まれて穏やかになると予想していたのだが、現状では逆方向だ。妻は感情の線が切れたかのように苛立ちのベースラインが上がっていて、家の中で頻繁に癇癪を起こし甲高い怒鳴り声を上げている。

入試に合格した上の子供の変化はとりわけ大きくないが、妻と同様に下の子供の様子も明らかにおかしくなった。図工や体育、道徳などは知らないが、すでに受験塾で小学校のカリキュラムを終えてのんびりしている上の子供のペースに、下の子供が引っ張られてしまっている。

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2022/02/06

中学受験の本戦はトップガンやエースコンバットの世界だった

「番号あった!番号あったよ!」と、妻がメールではなくて電話で私に連絡してきた。妻はこのセリフを言ったことを覚えていない。彼女の記憶に残っているのは、その後に続く「合格したよ」というフレーズからだ。余程に感激していたのだろう。

上の子供が第一志望として受験した私立中学の合格発表。1月の初戦で轟沈して、一時はどうなることかと思っていたが、めでたく首都圏の難関中学の入試に合格することができた。加えて、複数の進学校に次々に合格し、記念受験として受けた御三家の入試においても合格点まであと10点に迫った。本気で御三家を目指していたら合格していたかもしれない。

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