2021/12/31

奴隷の鎖を外して楽になろう

この2週間は仕事と家庭のルーティンに加えて、自転車用品の梱包とメルカリでの出品を繰り返していた。録を記している余裕はなかったし、自分は何をやっているのだとおかしくも感じたが、勢い付いてからの取り組みは有意義に感じた。

コロナの第5波が落ち着いた11~12月の期間において、自らの精神が暗い井戸に落ちたような虚無感と絶望感を覚えた。その理由については、先の録にて記した通り、雑多なストレスがループすることで負の思考の淵に引っ張り込まれたらしい。この井戸から抜け出すためのヒントは意外なところにあった。

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2021/12/19

繽紛たる悩みの中で心を練る

この録は普段から暗い雰囲気が続いているが、11月から12月にかけての暗さは酷いものだ。定期的にアクセスしてくださっている数少ない人たちには申し訳ないが、記録している本人が沈んでいるのだから仕方がない。

朝に目覚める直前、私は短い夢を見ていた。とても若い自分の目の前に立っていたのは、中学時代の同級生の女性だった。そのような夢の背景にどのような潜在意識があったのかは分からない。夢から覚めた後、もはや自分には職場に向かうモチベーションさえ枯渇していることに気付いた。仕事を休んで禅を組み、自分がどのような状況なのかを頭の中で整理することにした。

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2021/12/18

中学受験という戦に突撃する時の虚無感

子供が中学入試を受験する夫婦共働きの家庭において、休日は休日に該当しない。仕事や学校を休む日を休日と呼んだとしても、本当に休むことができるはずがないからだ。今回の上の子供の中学受験は、私の意見を挟むことなく全て妻が仕切って進められている。

その分の家事が溜まるので、私の休日の多くは家事に費やされる。妻としては頼りにならない夫のような考えがあるかもしれないが、労働時間と収入を維持しながら、往復3時間以上の通勤を抱えた状態で子供の中学入試まで面倒を見るなんて、現実的に考えて不可能な話だ。

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2021/12/17

胃を小さくすることで痩せるというイメージ

10月末から始めた断酒とスピンバイクによる減量は12月中に目標値に至った。さすがに途中で変化がなくなったので食事制限も追加した。2リットルのペットボトル数本分の重量が減り、ズボンやベルトが緩くなったが、飛び跳ねるくらいに軽くなったわけでもない。しかし、電車通勤でタヌキの置物のように太った同世代の中年男性たちを見かけると、不思議な優越感を覚える。

今回の年末年始は、いつになく楽しいことが見当たらない。家庭は完全に中学受験モードに突入し、休日の私は昼まで眠って疲れを癒やした後、山のように溜まった衣類やタオルを洗濯し、散らかり汚れた自宅の掃除しながら日暮れを迎える。サイクリングに出かけているような余裕さえない状況で自分の体重をいじって楽しむというのは、文字通りに禁欲的で自虐的な取り組みだな。

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2021/12/15

SKSのレンコンプレッサーで轟沈

以前から使っていたトピークのJoeBlow Aceというフロアポンプがくたびれてきたので、そろそろ新しい空気入れを手に入れることにした。そういえば、以前、サイクリストであれば知らない人はいないはずの某有名サイトにて、SKSというドイツのメーカーのRENNKOMPRESSORというポンプが高い評価を受けていたことを思い出した。

そこで、正規品を購入してみたのだが、結果としては大失敗だった。先のサイトの人いわく、ネットのレビューは信用できないそうだ。「そうだね、君のレビューは全く参考にならなかったよ」と、その言葉を投げ返してやりたい気持ちになった。当該サイトをブロックリストに追加したことは言うまでもない。

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2021/12/11

ウトメのアポなし凸 リターンズ

休日の昼頃。妻と穏やかに軽く会話した後、いつもの習慣となっている子供たちの上履きを洗うために、部屋着のままベランダからバケツを部屋の中に持ってきた。すると、玄関のチャイムが鳴った。妻がドアまで向かったので悪い予感がした私は、自室に閉じこもった。

すると、案の定、これ以上の高音になると超音波に達するくらいの甲高い大声が部屋に響いた。加えて、いつも酔っ払っているように抑揚がない太い声も聞こえた。浦安に住んでいる妻の両親が、世帯主である私に何の連絡もなしに家の中に入ってきた。この街に住んでいて、私が最も嫌悪するイベントだ。

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2021/12/09

ブロンプトンを手に入れる寸前で踏み留まる

毎日の長時間の電車通勤。とりわけ、コロナが一時的に落ち着いて通勤客とディズニー客が戻ってきたJR京葉線や武蔵野線のカオスは、私にとって地獄でしかない。また、このように混み合った状況でも駅構内でスマホゾンビになって動画やゲームを楽しんでいる人がいる。もの凄い精神力だ。何も考えていないだけかもしれないが。

自分は何のためにこのような劣悪な住環境で生活しているのだろう。そうか、家族のためだった。私がこんなに苦しんでいても知らない顔をする家族のために。生きることが虚しくなったので、ブロンプトンを買うことにした。

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2021/12/05

ぞうきんかけご飯とシュタインズ・ゲート

今週は家庭において疲れきってしまったので、休日のサイクリングに出かける気力もなく自室に入って静養していた。事の発端は衝撃的な出来事だった。相変わらずの長時間の電車通勤にてストレスを蓄積させながら、やっとのことで自宅にたどり着いたところ、台所がとても荒れていた。

おそらく仕事が遅くなった妻が急いで夕食を作ったのだろう。片付けくらいは私がやらねばと、食器と調理後の野菜の皮が混ざったカオティックな状態のシンクを片付けた。その後、キッチンを拭こうとして転がっていた雑巾を手に持ったところ、その下には蓋のないタッパーに入った白飯があった。それは明日の私の弁当だ。ありえない。何が起こったのか。

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2021/12/03

社会が変化しても変わらないブロンプトンの魅力

すでにフレームに組み込んだパーツを含めて、フラットバー用のブレーキレバー2セット、スプロケット5セット、チェーン4セット、手組ホイール2セットと鉄下駄完組ホイール1セット、フラットバーシフター2セット、チェーンリング2セット、ブレーキシュー3セット。

2021年、つまり今年の夏頃にロードバイクを処分して、フラットバー仕様のシクロクロスバイクを自分で組み上げた。すでにフラットバー仕様にカスタムしていたロードバイクから多くのパーツを流用することができたが、スペアパーツの確保において金がかかった。

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