2021/06/30

フロントシングルのGRXクランクを手に入れるのさ

脳天気にサイクリングの話ばかりを書き綴った方が他者に受けることは分かっているが、当の私にはそのような気持ちが全くない。

だが、住んでいるだけで死にたくなる街に住まわされ、通勤地獄で極限まで時間と精神を削られる毎日だ。趣味の自転車のことを考えていた方が少しだけ前を向いて生きようという気持ちになる。

続きを読む

2021/06/27

夫婦の寝室が別どころか、夫が書斎で生活しているけれど

自宅から職場まで往復3時間、間取りは六畳一間。キッチンと風呂とトイレは共同。そのような物件はどれくらいのスペックなのだろう。築年数やアパート・マンションの区別にもよるが、5万円台で部屋が借りられるはずだ。

そして、見方によっては、私はそのような住居で生活しているという感じもある。食費は同居者を含めて負担だな。よくあるファミリー用の広めのマンションに入居した後、子供が小さかった頃には物置として使っていた部屋に、私は布団や着替え、パソコンなど一式を持ち込んで生活している。この行動はバーンアウトからの脱出においてロードバイク通勤と同じくらいに重要だったと思う。

続きを読む

2021/06/20

金山落とし沿いの谷津道サイクリングで元気に育つ稲を眺める

このままでは浦粕住まいのストレスで本当に死にそうなので、日曜日は雨が降ってもライドに行くと決めた。浦粕という名前は青べか物語をリスペクトして使うことにした架空の町の名前。

お天道様もさすがに哀れに思ってくれたのか、朝方に降っていた雨が上がった。本日は、白井市の北部にある金山落とし沿いの谷津道から下手賀沼を経由して印西市に抜けるルートを探す。

続きを読む

2021/06/15

ウラヤスではなくウラカスだと思えば

左耳だけが耳鳴りを起こして聴き取れなくなったのは、やはりストレスによる影響の蓋然性が高いそうだ。耳の次はどこがダメージを受けるのだろう。生きる中で芽生える少しの希望さえ削り取られる。

そのストレスの元凶が何かというと、間違いなく浦安市に住んでしまったことだ。最近、山本周五郎氏の青べか物語を読み流している。そして、状況は異なるが「なんだ、過去にも同じようにショックを受けた人がいたんだ」と思った。

続きを読む

2021/06/09

意に沿わず千葉都民になった夫の夢と現実

難しい案件が一段落し、それなりの報酬が手に入りそうだ。早めに仕事を切り上げた私は、職場があるビルの地下駐車場でカイエン・ターボに乗り込み、少しの満足感に浸った後でエンジンをかける。以前に乗っていた911の方が好みだが、子供がいると仕方がない。

オフィスがある港区から浦安市内の自宅までは少し距離があるが、その不便さの代償と妻の実家の近くに住むことへの感謝の気持ちとして、義父が浦安市内に分譲マンションを用意してくれた。「この辺だと、プラウドかな...」と見繕ってくれたのだが、とてもありがたいことだ。

続きを読む

2021/06/05

このままでは谷津道サイクリングのブログになりそうだ

Googleの検索エンジンは、多くの人たちの役に立ちそうなコンテンツが上位でヒットするようにアルゴリズムが変化してきた。もっとシニカルに表現すれば、他者の欲求に応じられるようなコンテンツがヒットしやすいということだ。

「~がほしい」とか「~に行ってみたい」とか「~を知りたい」とか、人がネット上で情報を探す際のモチベーションの多くが「欲」に基づいている。当然といえば当然だな。そして、何となく想像していたが、「谷津道」というキーワードだけでHYPSENTが上位でヒットするようになってきた。

続きを読む