2021/04/30

決して後ろ向きにならない自問自答

たった数日であっても、毎日苦しんでいる長時間の電車通勤、ならびに自宅と新浦安駅の往復が減ると、私の疲れはここまで減るのかというくらいに回復している。そのためブログの筆も進む。

そうだ、以前はたまに行っていたのだが、頭の中で浮かんでくるいかにも後ろ向きな自分への「問い」に対して、前向きだけれど明後日の方向の思考で自分に答えるというトレーニングをやってみたい。

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2021/04/29

テレワークと超回復

「ああ!? なんだそりゃ!?」と思うことばかりで、一体、何がどうなっているのか分からなかったわけだが、それも1年以上続くとようやく分かってきた気がする。

偉い人たちが次々と退職して随分と風通しが良くなり、知らない顔の人たちが増えてきた。スペシャリストとは聞こえが良いが、不器用でマニアックで出世に関心がない私にとっては、どうなろうと目の前の仕事をこなすだけだな。

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2021/04/25

自他境界が曖昧な人を真正面で受け止めるよりも

身体に違和感を覚えてゆっくりと目を開けると、自室で倒れ込んでいた。今日が日曜日だということは気づいていて、陽が傾いている様子からは、すでに夕方に近くなっていることを察した。

布団を敷いて眠っていたわけではなくて、昼寝をしようとしたわけでもない。13時頃までの記憶は残っている。激しい目眩と動悸、偏頭痛に襲われ、床に座り込んで我慢しているうちに体の力が抜けて視界が真っ暗になった。おそらく神経調節性失神と呼ばれる症状だろう。

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2021/04/20

馬に近くなったカスタムロードバイクで桑納川沿いの谷津道へ

ドロップハンドルを外してマルチポジションハンドルへの換装が完了したロードバイクに跨がり、ゆっくりと車道に出てペダルを回し始める。カスタム後の試運転をかねて週末のサイクリングに出かけた。

10年以上もドロップハンドルのロードバイクに乗ってきたので、マルチポジションバーに換えた場合の乗り味については全く想像が付かない。そもそもまともに走ることができるかどうかも確信がない。

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2021/04/17

変態系のカスタムに仕上がったクロモリロードバイク

愛用しているクロモリロードバイクをクロスバイクのようにカスタムしようという趣味的な取り組みが始まって、久しぶりにパーツ沼を元気に泳いでいる。

人は自分が思っているほどには幸せでも不幸せでもない。大切なことは生きることに飽きないことだと、どこかの映画で聞いたフレーズを思い出した。イノセンスの作中だったか。オリジナルはロマン・ロランの言葉だな。

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2021/04/15

東京大衆歌謡楽団の晴れ渡る歌声と演奏でホロホロと

小学生並な感想かもしれないが、これは凄い。そうか、この鬱屈した雰囲気が続く社会で気持ちを落ち着けてくれるのは最先端の技術ではなく、SNSでもなく、昭和の懐かしの曲だったのか。懐かしいといっても祖父母の頃の曲だ。私は生まれてもいない。

相変わらず夜遅くに仕事から帰り、一人で夕食をとる日々が続く。テーブルの脇にノートパソコンを置いて、映画や動画を眺めながらの夕食。プラスアルファは太ると分かっていながらも、コンビニで買ってきたツマミを取り出して晩酌が進む。

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2021/04/10

ロードバイクのフラットバー化に必要なシフターが欠品

「そうか、Amazonで欠品か...仕方がない...楽天で...欠品だと...ならばYahooショッピング...ヤフオク...メルカリ...サイクリー、海外通販まで欠品だと?転売ヤーの買い占めにしてはマニアックだ...しかし、チャイナショップで10倍の値段が付いているな...どうなってるんだ、ここはシマノがある日本だろ?」と、若干の苛立ちを隠せずにブラウザを閉じた。

先日、どう考えても入手が難しいと思っていた自転車用のハンドルバーが中古業者のショップで新品として販売されていたので、条件反射的に購入してしまった。以前から愛車のロードバイクをフラットバーロードにカスタムしたいと思っていて、ようやくクロモリ製のハンドルバーが手に入った。

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2021/04/05

サイクルナビが案内してくれた船橋市内のグラベルコース

桜が散って春よりも初夏の気配がする季節になってきた。サイクリストにとってはこれからが本格的なシーズンなのだが、この数週間は私の持病になっている目眩(めまい)が酷い。とりわけ帰宅時の電車や駅の中では視界どころか脳が揺れる感じがする。

原因は分かっている。住むだけで心拍数が上がる街での生活地獄、それと苦痛で顔をしかめる毎日の通勤地獄。街も電車も一気に人が増えた。かといって速やかな解決は望むことができないわけで、何とかしてストレスを緩和させるしかないだろう。

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2021/04/01

終の自転車生活とロングホールトラッカー

自転車に限らず、オートバイやカメラ、旅行や料理といった趣味を楽しんでいる人たちの間では、50代くらいになってくると聞こえてくるフレーズがある。それは、「残りの人生が20年だとすれば、本当に楽しめるのは10~15年間くらい。だから、心残りがないように手に入れておきたい」という感じのつぶやき。

その気持ちは私にも痛いほどに理解することができて、実際のところ、この数週間はカーゴバイクの購入を真剣に考えてしまっていた。

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