2022/10/12

思春期の子供がドアバンしたら、ドアを取り外す

朝、自室から出て身支度を整え、出勤のために新浦安の街中に出ただけで頭を吹き飛ばされるような目眩がやってくる。新浦安駅でごった返す千葉都民とディズニー客の雑踏のストレスでさらに激しい目眩がやってきて、電車や乗り換えの駅構内で猛烈な目眩がやってくる。

素になって計算すると、往復3時間超の通勤地獄において、私は1日で30分以上もホームに立ち尽くしている。貴重な人生の時間をただ立って電車を待つだけで浪費している。目眩の激しさのピークは帰宅時の新浦安駅。そして、自宅までの短い帰路。ドアを開ければ、それが当然かのように妻や子供たちが開き直っている。当然なはずがない。私はここまで苦しんでいる。

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2022/04/29

目が見えない父親を助ける子供たちの姿

浦安から都内の職場までの往復3時間の電車通勤は、感覚過敏を有する私にとって拷問でしかない。平日に仕事が終わらなくて休日に職場に出る時にも、当然ながら心身を削る3時間が追加される。しかも、何度も電車を乗り換えるので1日のうち駅のホームで電車を待つ空虚な時間が30分間もある。

ゴールデンウィークの初日。相変わらず溜まりに溜まった洗濯物を洗って干し、昼前に職場に出ることにした私は、連休で浮かれている人の群れに辟易しながら都内に向かった。しかし、乗り換えの駅構内の中でとても感動する光景を見かけた。感動という表現は適切ではないな。しかし、彼らの姿は敬服に値する。

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2021/10/06

叱り続ける子育ては子供の自主性の芽を摘む

コロナの緊急事態宣言は解除されたが、上の子供が私立中学の入試を控え、下の子供も受験準備を始めた我が家の非常事態は解除される兆しがない。最近のHYPSENTにはサイクリストではなくて、中学受験に関心のある父親たちがアクセスしてくださることが多いようだ。

学生時代に銀杏の紋章を授けられ、父親同士のマウンティングでも負けることがない仕事に就いてはいるが、子育てや受験については無様なほどに無力な父親になってしまっている。

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2021/09/22

親ガチャと子ガチャ

夫婦共働きを続けながら複数の子供たちを私立中学に入学させることは、子育てのルートの中では激坂に該当すると思う。小学校から高校まで公立の学校に通い、そこから難関の国公立大学に進むというコスパ最高な子供が生まれていれば、このような苦労はないのだろう。

最近では、「親ガチャ」というワードが話題になり、「それならば、子ガチャもある」という意見を堂々と発信する脳科学者まで現れている。彼は科学者という触れ込みだが、学術誌等において十分な業績があるとは思えない。そういえば、メディアでよく登場する社会学者や感染症学者についても同じような印象がある。まあ、テレビなんてこんなものだ。

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2021/07/18

子供から頼まれた曲をダウンロードしようとして淡い思い出にひたる

「あのさ、この曲をネットでダウンロードしてほしいんだよね」と、上の子供が私にスマホを見せてきた。大人でも重く感じる荷物を背負って学習塾に通い、夜遅くまで勉強している子供からの頼みごとだ。二つ返事で引き受けた。妻には内緒だが。

子供が小さい頃には子育てのエピソードが有り余るほどだったけれど、育ってくると録に残すような話が減る。子供自身の世界が広がり、父親である私はその世界に入ることができなくなるからだ。まあとにかく、音楽は気分転換に最高の存在だ。

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2021/01/23

キッズケータイを解約したら新しいiPhoneをもらった

せっかくの休日がやってきたのに、天候は雨。ロードバイクに乗るような条件でもなく、かといって暇なわけでもない。上の子供が育ってきて、そろそろキッズケータイは不便なのでスマートフォンが必要だという妻の指摘があり、仕方がなく格安スマホを購入することにした。

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2020/04/12

在宅用の書斎と巣ごもり

「これは凄い...」と思わず声が出る。日東社製のシートポストS84をスピンバイクのパワーマジックに取り付けたところ、今までのポジションの悩みが解消された。

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