2022/05/19

中学受験の見学説明会は可能な限り参加すべし

「え...募集開始から2分で締め切り?!」 と妻がスマホを見つめて愕然としている。やはりハイスペックなPCを使って秒単位でウェブサイトにアクセスすべきだったと私は思った。私立中学の見学説明会はオンラインで募集がなされる。コロナの影響で人数が制限されていることもあり、入試を検討している保護者たちが先着枠を狙って殺到する。定員の5~10倍くらいの子供が受験するわけだから母集団が大きい。

上の子供が私立中学に入学して一息つく間もなく、今度は下の子供の中学受験の準備が始まった。未就学児、もしくは低学年の小学生を育てている父親たちにおいて、中学受験というステージはずっと遠くに感じるかもしれない。私も以前はそう感じていた。しかし、小学3年生に進級した段階で、実質的には中学受験が始まっている。

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2022/02/24

夫婦共働きと中学受験の奇妙な親和性

自らの体験に基づく中学受験の話を録に記してネットで公開していたところ、中学受験について知りたいというネットユーザーなのだろうか、あるいは浦安の行政について思うところがあるネットユーザーなのだろうか、まあとにかく当該ページへのアクセスだけが増えた。たくさんの人たちが「その情報だけ」を閲覧して去って行く。

トップページにアクセスしてこない場合も多いので、URLがどこかのコミュニティで共有されてしまったのかもしれないな。リファラーが見つからないので公開されていないネット上のグループだろうか。父親たちが私の録を読んでいるのか、母親たちが読んでいるのかも分からない。そもそもアクセスが増えて嬉しいという感情は私にはない。

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2022/02/08

中学入試の合格の後にやってきた嵐

上の子供が日本全国のランキングでトップ50に入る難関中学に合格して数日が経過してから、一時は喜んで盛り上がっていた妻の様子が明らかにおかしくなった。合格すれば妻の気持ちにゆとりが生まれて穏やかになると予想していたのだが、現状では逆方向だ。妻は感情の線が切れたかのように苛立ちのベースラインが上がっていて、家の中で頻繁に癇癪を起こし甲高い怒鳴り声を上げている。

入試に合格した上の子供の変化はとりわけ大きくないが、妻と同様に下の子供の様子も明らかにおかしくなった。図工や体育、道徳などは知らないが、すでに受験塾で小学校のカリキュラムを終えてのんびりしている上の子供のペースに、下の子供が引っ張られてしまっている。

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2022/02/06

中学受験の本戦はトップガンやエースコンバットの世界だった

「番号あった!番号あったよ!」と、妻がメールではなくて電話で私に連絡してきた。妻はこのセリフを言ったことを覚えていない。彼女の記憶に残っているのは、その後に続く「合格したよ」というフレーズからだ。余程に感激していたのだろう。

上の子供が第一志望として受験した私立中学の合格発表。1月の初戦で轟沈して、一時はどうなることかと思っていたが、めでたく首都圏の難関中学の入試に合格することができた。加えて、複数の進学校に次々に合格し、記念受験として受けた御三家の入試においても合格点まであと10点に迫った。本気で御三家を目指していたら合格していたかもしれない。

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2022/01/27

「一月の中学入試は前哨戦に過ぎない」という言葉の意味

「今週は、やけに休日が遠く、曜日の感覚がおかしいな...」と思いながら働いていたのだが、よく考えてみると2週間連続で休日に働いていた。平日に有給休暇を取得して仕事を休んでいたので、休日がなかったわけではないという一般的な解釈になる。しかし、その有給休暇は平日に行われる子供の中学入試の付き添いに充てられていたので、休暇といっても休んだ気がしない。

「長時間の通勤は離婚率が高まる」とか、「配偶者の実家の近く住むと離婚しやすい」とか、「夫婦共働きでの子育ては離婚のリスクが高い」とか、「中学受験をきっかけに離婚することが多い」とか、まあとにかく夫婦関係のクライシスについては様々な情報が広がっている。ミスマッチがない夫婦であれば、それらは噂の類いでしかないが、私の場合にはそれらのクライシスを奇妙なまでにトレースしながら生きている。

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2022/01/19

中学受験で滑り止めの学校に支払う入学金という名の手付金

完成車で6万円のブルーノのミニベロを手に入れたので、すぐにカスタムに取りかかることにした。案の定、分解後に残ったのはフレームとフロントフォークだけだった。手組ホイールとタイヤまわりで完成車の価格を超え、NITTOのハンドルやシートポスト、シマノの変速機、ウルフトゥースのチェーンリング、タンゲのヘッドパーツ、その他の部品やアクセサリーでさらに金がかかった。

コロナ禍によるサプライチェーンの停滞によって日本国内での自転車の供給が滞っているので、より良いスペックのブルーノが手に入らなかった。そのため、廉価版のブルーノを買ってカスタムすることにしたわけだが、子供の私立中学への入学に比べれば費やす金の意義がある。いや、むしろ中学受験での金の飛び方があまりに無慈悲で不条理なんだ。

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2021/12/18

中学受験という戦に突撃する時の虚無感

子供が中学入試を受験する夫婦共働きの家庭において、休日は休日に該当しない。仕事や学校を休む日を休日と呼んだとしても、本当に休むことができるはずがないからだ。今回の上の子供の中学受験は、私の意見を挟むことなく全て妻が仕切って進められている。

その分の家事が溜まるので、私の休日の多くは家事に費やされる。妻としては頼りにならない夫のような考えがあるかもしれないが、労働時間と収入を維持しながら、往復3時間以上の通勤を抱えた状態で子供の中学入試まで面倒を見るなんて、現実的に考えて不可能な話だ。

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2021/09/25

中学受験モードと言われましても

よくよく考えてみると、子供が産まれて育児に入った時期に東日本大震災がやってきて住んでいる町が液状化で崩壊し、子供たちが育ってきて私立中学を受験する時期にコロナのパンデミックがやってくるという、我ながら前世で何か悪いことをやったのかと思わざるをえない状況になっている。

しかも、上の子供の中学受験が済んでいないにも関わらず、下の子供の受験準備が始まったので、我が家はまるで戦時中のようなテンションが張っている。夫婦共働きはよくあるとして、子供が小学校に上がったら仕事のペースを上げると言い放った妻が、本当にペースを上げて残業までやってくるのだから唖然とする。

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2021/08/12

競輪だけではなくて中学受験にも捲り屋がいるらしい

上の子供が学習塾にて難関中学受験の最上位クラスに選抜されたそうだ。クラス分けがあった日に妻が塾まで迎えに行って、上から2番目だか3番目だかのクラスの前で待っていたが、別のクラスから子供が出てきたので混乱したらしい。

とはいえ、大学の体育会で例えれば入れ替え戦で一部リーグに昇格した程度。油断すればすぐに下位クラスに落とされることだろう。だが、子供の成績が安定してくるにつれて、一時期は狂ったように怒り暴れて大変だった妻のメンタルも安定してきた。子供よりも先に母親の精神がクライシスを起こすという中学受験の噂は本当だな。

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2021/03/20

中学受験のクライシスを前に数分間の夫婦の会話で至った結論

自慢する話ではないが、うちの夫婦の会話はキャッチボールというよりもピッチャーの投球練習に似ている。私がキャッチャーミットを構えて座り、妻が投げ込む。ストレートが来たと思ったら、次はカーブ。私がフォークのサインを出しても、ナックルが飛んでくる。そのような状態でも上の子供の中学受験は着々と近づいてきて、子供よりも妻が焦るというよくある展開になってきた。

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2020/11/11

中学受験で保護者にやってくるクライシス

先週末は妻の機嫌があまり良くなかったので、私のロードバイクの実走を中止して過ごした。趣味だからといって無理を続けていると、いつか事故や怪我、家庭の不和がやってくる。スピンバイクを手に入れておいて、本当に助かった。

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2019/11/05

開成なのに早稲田

最近、深く考えさせられるエピソードがあった。ロードバイクサークルのグループライドに出かけて、荒川沿いのキッチンとれたてのテーブルで休憩していた時、ロードバイク仲間の友人がこの話をご紹介くださった。

「知り合いの子供が開成に行ったんですが、その後、早稲田に入学したんですよ! 開成なのに早稲田ですよ!?」と。私は彼の話を興味深く拝聴していた。彼も私も首都圏の国立大学の出身なので、私立大学のことはあまりよく分からない。センター試験がなくていいなと思ったが、私の実家は大きな借金を抱えていたので私立大学という人生の選択肢が最初からなかった。

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