2021/09/11

自分の中の自分

うなされながら目を覚ました私は、枕元の時計で時間を確認した。まだ夜中だ。かなりリアルな悪夢を見たことは記憶に残っていて、今も動悸が続いている。

それにしても寝汗が酷い。隣で寝ていた妻が気を遣って静かに声をかけてくれた。

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2021/07/12

のんきな他人

斉藤和義さんの活動初期の曲の中に「僕は他人」という曲がある。たくさんの人たちが生きる中で、良いことがあって、良くないことがあって、当然だがそれらは同じ時間軸に沿って起きている。

ニュースで悲しいエピソードが流れたとしても、それらが自分と直接的に関係しないのであれば所詮は他人事であり、自分が災難に巻き込まれなかったことに安堵すら感じてしまう。しかし、いつかはその当事者になるかもしれない。この曲はそのような虚しさを謳ったものだと私は理解している。

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2021/04/25

自他境界が曖昧な人を真正面で受け止めるよりも

身体に違和感を覚えてゆっくりと目を開けると、自室で倒れ込んでいた。今日が日曜日だということは気づいていて、陽が傾いている様子からは、すでに夕方に近くなっていることを察した。

布団を敷いて眠っていたわけではなくて、昼寝をしようとしたわけでもない。13時頃までの記憶は残っている。激しい目眩と動悸、偏頭痛に襲われ、床に座り込んで我慢しているうちに体の力が抜けて視界が真っ暗になった。おそらく神経調節性失神と呼ばれる症状だろう。

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2021/02/24

離人感を使った棺桶ロックなイメージ

最近では中二的あるいはサイコな内容が中心となり、普通の人を寄せ付けない状態のHYPSENTだが、病んでいると言われようとキモいと言われようと興味深いので続ける。自らを被験者とした心理実験はとても面白い。しかも、自分の生き方に直接的に関わるのでアウトカムが明確だ。

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2021/02/17

アバターと呼んでいる何かの正体が分かってきた

2016年くらいから始まったので、すでに6年目に入ろうとしているわけだが、長時間の電車通勤と共働きの子育て、近くにある義実家との人間関係などのストレスに疲弊した私は、バーンアウトによって感情と気力を失った。同時に、自分の身体が透明なカプセルに収まって地面に沈み、分身のような「何か」が自らを動かしているような奇妙な感覚が生じた。まるで中二病のような表現だな。

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2021/01/14

自他境界でシールドを展開している何か

なにやらスピリチュアル系のタイトルになってしまったが、真っ当な論理的推論を始める。バーンアウトから回復するにつれて感じるようになってきたアバターのような脳内のイメージは、私の人生観を大きく変えた。しかし、その正体を掴めずにいる。一体、お前は誰なんだ。

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2021/01/03

「わたしはわたし、あなたじゃないもの」というフレーズの由来

かつて、エヴァンゲリオンの登場人物である綾波レイがこのミステリアスなフレーズをつぶやき、多くのファンの心に突き刺さった。それは彼女の孤独な生活や精神構造に悲哀を感じ取ったからかもしれないし、自らの境遇とを照らし合わせた共感なのかもしれないが、おそらくこの言葉にはオリジナルがある。

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