2023/03/12

ミニベロサイクリング+チェアリングでヘリノックスを試す

昨年の年末から今年の年始にかけて、半年以上も続いたストレス性の目眩と夫婦関係の不和、そして論理的に考えて処理しきれない職場の仕事が覆い被さり、本気でヤバいと感じるほどの精神の井戸に落ちていた。

何かリフレッシュに繋がることはないかと探し、最近ではサイクリングの途中で折り畳みチェアを広げ、そこに座ってのんびりするというチェアリングが流行っていることを知った。藁にも何とやらで、チェアリングで定番となっているHelinox(ヘリノックス)の折り畳み椅子を何種類かポチって試してみた。しかし、実際にはネットで流布されているほどにはチェアリングが容易ではなかった。

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2022/11/22

357号線沿いのナイトサイクリングで内房から自走で戻ってくる

土曜の朝から家事を片付けているうちに、時刻は昼過ぎを回った。自分で用意したブランチ...といってもただの掛け蕎麦だが...を食べ、自室で休憩しているうちに強い眠気がやってきた。平日で消耗しきっているので土曜は自室で休みたいところだが、翌日の日曜は雨予報。走るなら今日だ。

今回のサイクリングでは、深く考えることもなく「内房の湾岸」というコースが頭に浮かんだ。国道357線沿いを進み、自分が住んでいる浦安市と東京湾を挟んで反対側にある市原市まで走り、そこから折り返して戻ってくるだけ。たまに強烈な辛さのカレーや残酷な甘さのケーキを食べたくなるように、湾岸沿いの人工的なコースを走りたくなる。

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2022/09/25

亀有付近まで心の領域を広げるサイクリング

私的にはとりわけディープな話ではないけれど、自分は大丈夫だと勘違いして崖の近くでハッピーに生活している人たちには煙たがられる話。誰だってその状況に陥る機会があるし、年老いて今際の時が近づけば間違いなくやってくる心境なのだから、別に忌み嫌う必要はないと思う。

うつ病などの精神疾患から寛解した人たちは、当時の病状を振り返って「ずっと続く暗いトンネルの中を歩いていた」とか「井戸の底に落ちて這い上がれなかった」と表現することがある。寛解せずに現在でも苦しんでいる人たちは、まさにそのイメージの中で辛うじて生きている。では、どうしてそのようなイメージが生まれるのか。

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2022/09/11

フクダ電子アリーナまで走った後で検見川の浜を眺める

頭を吹き飛ばされるように感じる強烈な浮動性の目眩は、前回の江戸川沿いのサイクリングで少しだけ緩和した。投薬等の治療を全く受けずに、自転車に乗ってひたすらペダルを回すだけで目眩が減るという現象は実に不思議なことだ。

今回のサイクリングは浦安から海沿いを走って千葉市を往復して帰ってくる市街地ルート。走り出しながら考えたことがある。古代の日本人は言葉に不思議な力が宿ると信じていて、それを「言霊」と表現していた。言霊は自分が欲した言葉を他者や自己が認識することによる感覚や思考へのループだと私なりには理解している。

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2022/08/14

鎌ケ谷市で夏を感じながら「基地の外」まで走る

台風が過ぎた後は晴れて気温が上がることが分かっていながら、不思議と抵抗なくミニベロに乗って走り出した。これがロードバイクだとなかなか踏み出せない。江戸川河川敷の左岸にて、今年の1月からカスタムを続けていたブルーノ・スキッパーの最終調整を終え、これからは様々な場所を走ることにした。

とはいえ、この暑さだ。千葉県北西部の谷津道の起点となる海上自衛隊の下総航空基地まで行ってみることにした。浦安からこの「基地」まで往復60km程度。市川市から始まる大柏川側沿いの谷津道の痕跡を北上して鎌ケ谷市を経由する。

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2021/09/07

サイクリングで食べる肉まんが旨い季節になってきた

始める前は目的地までの道程がとても長く感じてやる気を失うくらいだが、少しずつ地道に進んでいればいつかはたどり着くことばかりだな、何事も。ということで、バラ完からの組み立てを始めていたオールロードの自転車も完成が近くなった。

あとは、チェーンが暴れた時のためのフレームプロテクター、それと小さなバッグやスペアタイヤなどの取り付けを残すのみ。外気が涼しくなってくると年末が見えてきて、サイクリングの最中に食べる肉まんが旨い季節になってきた。

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2021/08/08

正味の話、いつまでサイクリングを自粛するのか

「こんな時にロードバイクで車道を突っ走るって、何を考えているのでしょうかね。医療機関は大変な状態になってるんですが」という私のつぶやきに、普段からお世話になっている理髪店のマスターが「たぶん、知らないからだと思いますよ」と答えた。

理髪店には様々な客が訪れて、様々な日常の散髪トークが繰り広げられる。リラックスした状態の中での客のつぶやきは、情報量としては凄まじいものがあることだろう。理髪店のマスターとしては、昨今のコロナの感染爆発について「ああ、このような社会の状態ならば、いつかそうなるだろう」と思っていて、特に驚きを感じなかったそうだ。

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2021/07/28

しばらくの間、サイクリングは自粛だな、こりゃ。

たまには短めに真面目なことでも記すことにしよう。いつかは生じると考えられていた流行病のオーバーシュートが、大都市圏を起点として実際に生じようとしている。これはどうしたものかと多くの人々が驚き慌てているが、開き直ってしまっている人もいる。状況は厳しい。

ウイルスは核酸に保存された遺伝情報と、それによってコードされるタンパク質によって構成されているだけの存在であり、感情も本能もない。新型コロナウイルスが他の種の動物からヒトに感染したと仮定すると、物理化学的な原則に従ってウイルスがヒトに馴化している過程に差し掛かったのだろう。

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2021/02/21

かなりこじらせたラファマニア

最近は休日出勤が続いていたので、土日に連続して休むことができるのは久しぶりだな。今回のサイクリングはいつもの浦安ー蘇我を往復するルーティンコース。完組ホイールと28Cタイヤを取り付けたクロモリロードバイクの感触を確かめることを楽しみにしていた。

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2020/11/16

チーバくんの顔の辺りの緑豊かな場所を自由に走る

浦安の大ファンの正体を特定したからなのか、浦安市の行政の闇を照らしたからなのか分からないが、アクセス数が一時的に跳ね上がり、Google検索の順位が急上昇した。このブログは浦安の課題を袈裟斬りにするブログではないので、平凡なオッサンの生活録に戻る。さて、今回の柏市を中心としたサイクリングは本当に素晴らしくて、自らのHPをフル充電することができた。

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2020/10/28

ちょっと袖ケ浦まで走ってくるという日常

浦安で嫌なことがあっても個別の事象については気にならなくなってきた。それは良いことではなくて、この街にいると様々なストレスが大きな塊のように頭の上を覆い続けていて、それが大きくなる感じがする。ということで、週末だけは自転車に乗ってさっさと脱出することにしている。

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